【手応えを感じる】
仮想通貨のマイニング事業に参加して、3ヶ月が経過しました。ビットコインなどの暗号通貨の価格は毎日変動するので、価格変動による資産の増減はあります。しかし通貨そのものの量(枚数)については毎日少しずつですが必ず増えています。不安ばかりで始めたマイニング投資ですが、少しずつ手応えを感じてきました。
【暗号通貨は始まったばかり】
但し、仮想通貨(暗号通貨)の投資はまだまだ初期段階です。投資した金額の元本の回収が完了されるまでは、飽くまでも投資は失敗ということになりますので、全く安心はできません。何と言っても、このマイニング事業などの暗号通貨投資は今まで行われたことが無いものです。
【投資成功の判定はまだまだ先の話】
暗号通貨投資に限ったことではありませんが、投資は未来に対するものなので「この投資を行って儲かったかどうか?」については、数年経過(少なくとも3年くらい)してみなければ判断できないと思います。
このブログにて、日々マイニングの結果を公表することにより、投資効果をお伝えしています。今のところは、他の投資に比べてかなり投資効果が良いように感じています。
繰り返しになりますが、このマイニング投資については投資した金額をマイニングで回収するまでは投資失敗(損失)です。現在のペースでマイニングが行われていたとしても、少なくとも3年位経ってみないと「マイニング投資が儲かるのかどうか?」の結論を出すことは出来ません。
今回は、ビットコインなどの仮想通貨の不透明な部分について考えられることを頑張って記事にしてみたいと思います。つまり、悪いところばっかりを記事にしてみました。
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暗号通貨を使用できる実感が沸かない
暗号通貨が発明されてまだ十数年。近年その存在については世間一般に認知されつつあります。ただ暗号通貨が「実際に私たちの生活で使われているかどうか」を考えていくと、ビットコインがようやく一定の店舗(ビックカメラ・丸井など)にて決済が可能になってきた程度です。
コンビニエンスストアなどでの決済が始まれば、少しはその存在価値が上がると思いますが、【スケーラビリティー】の問題なども解消されたおらず、もう少し時間がかかるといったところでしょう。
またアルトコインに至っては実際に使用しているような話はほとんど聞いたことがありません。
暗号通貨はデジタル通貨であり、手にとって使用するものではありません。法定通貨と同様に貨幣として保管(貯蓄)するというよりも、まだまだ投資の一手段としての役割といった程度のようです。
私はビットコインの暗号通貨については肯定派なのですが、実際に使用している実感はありません。
価格上昇要因の大部分は期待値で、実体を伴っていない
ビットコインはそのものを保有していても、利息や配当が発生しないため、保有自体の利益は価格の上昇のみです。また、金のように手にとって見えるものであれば使用することもできますが、暗号通貨はデジタル通貨なので手にとって使用できるものでもありません。
従って、その価値の増減はビットコインに【投資する人の感情】によって支配されていると言っても過言ではありません。ビットコインの価値は感情(期待値)が大部分を占めているものだと思っています。
だいぶ昔の話になりますが、ソフトバンク株を購入して値上がり益を享受したこともありました。その頃のソフトバンクの業績は決して良いものではなく、会社は大きな赤字を出している状態でした。それでもソフトバンク株は高騰しました。今のビットコインと同じく、会社の業績よりも期待先行で株価が高騰していたのです。
最近の暗号通貨の価格が順調に上昇していますが、期待先行で上昇していると思っています。
テレビのニュースでも、ビットコインの価格が上昇すると「バブルだバブルだ!」と出演コメンテーターのコメントが殺到します・・・。
恐らく今後、暗号通貨の使用価値がどの位あるかどうかによって、本当の価値が評価がされていくのでしょう。楽しみでもあり、不安でもありますね!
ビットコインは日本でもビッカメラや丸井など、日本で有数の企業も取扱を始めてきましたが、まだまだその使用価値は未知数です。送金事故が今後頻発する可能性もありますし、問題が生じたときの処置など課題も多いと思います。
そのうちビックカメラで買い物をした時に、ビットコインで決済をしてみたいと思います。
ビックカメラがビットコインの決済を全店で取扱いになったのは、予想よりも中国人の利用が多かったみたいです!
日本人はまだまだのようです!
ビットコインで決済しても、現金と同様にポイントが付くようです!
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取引所の倒産などにより、暗号通貨の信用が落ちる
マウントゴックス事件のときは暗号通貨の安全性が不安視されて、ビットコインの価値が一時的ですが下落しました。結局のところビットコインのブロックチェーンの問題ではなく、社内的な不正の発生だったようです。
最近では、フィンテック株式会社が展開していた「SuperBITBrothers」がビットコイン取引所のサービスを廃止するようです。理由は分かりませんが、取引所の運営も厳しいのでしょうか?
以下「SuperBITBrothers」から届いたメールです。
「この度はSuperBITBrothersをご利用いただき、誠にありがとうございます。
当社は平成 29 年 9 月 30 日をもちまして、当社取引所のサービスを終了し、
仮想通貨交換業を廃止させていただくことを予定しております。」
私はアカウントは作成しましたが、口座に入金もせず一度も利用しませんでした。
暗号通貨に変わる金融商品が発明される可能性もある
現在、実際に法定通貨の代替通貨として使用実績があるのはビットコインのみと言っても過言ではありません。まだまだ全世界で通貨として使用できる許容量にはほと遠い現状だと言えましょう。
将来暗号通貨に変わる素晴らしい金融商品が開発された場合には、淘汰されてしまう可能性も十分にあるでしょう。
マイニングプールの不具合・寿命
マイニングプールに故障が発生してしまう場合はどうなるのでしょうか?
そもそもPCの減価償却は日本においては税法で4年程度ですが、ビットクラブネットワークではマイニングプールの使用期間は2000日とアナウンスしています。約6年間、本当にマイニングができるかどうかは、6年経ってみないと分かりません。また、マイニングプールに故障が発生しているかどうかについても知る余地はありません。
マイニング事業の補償問題
マイニング事業は始まったばかりで、外部要因が生じたときの補償問題などは確立されていません。考えてみれば投資をするときも身分の照会などは行われず、メールアドレスの登録のみです。契約書もありません。
今後、投資として確立されていくためには、災害・窃盗・データ改ざんがあった場合の補償については検討されて行くべき問題だと思います。
マイニング事業の競争激化による撤退
ビットクラブネットワークの組織自体が、このマイニング事業から撤退してしまう場合はどうなるのでしょうか?どこかに引き継がれるのでしょうか?
最近GMOグループがマイニング事業に参入するニュースを聞きました。今後更にマイニング競争が激しくなっていくと思います。【ビットコイン マイニング】で検索をかけるとGMOの記事ばっかりです。
マイニング競争が激しくなると、ビットコイン採掘のdifficultyも上昇し、さらに高性能のPCが必要になってくると思われます。事業運営の資金もますます必要になっていきます。
マイニング会社の組織・業績の実態が把握できない
株式投資などでは企業の業績が情報として容易に入手できます。業績が落ちれば株式は取引所を通して売却できます。しかしビットクラブネットワークにおける投資は、その内部事業の把握ができないため、いつ投資から撤退してしまうかわかりません。その時は、保有しているマイニングプールの取扱はどうなるのでしょうか?
当然財務諸表などは公開しておらず、事業として順調なのかどうかも未知数です。売上実績も分かりませんし、経費の使用使途も分かりません。
ビットクラブネットワークのサイトにログインすると、毎日マイニングされているかについては、自分のアカウントで残高を確認することはできますが、マイニングの配当量の計算根拠は分かりません。
「果たしてビットクラブネットワークの業績そのものは順調なのか?」そのように考えてしまうと少し不安になったりします。
結局のところマイニング投資は儲かるの?
ビットクラブネットワークのマイニングはファウンダープールに投資をすると、総額で【$3,599】です。日本円で約40万円です。私がビットコインで投資した時は【約1.4BTC】でした。
【投資額はいつ回収できる?】
私が運用したファウンダープールで考えてみました。
(現状100%再投資で運用しています)
①1日当りのマイニング量=3ヶ月間運用したマイング結果÷運用日数
0.32327BTC ÷ 92日間 = 約0.003513BTC
②投資したBTCの回収期間=BTC投資額÷1日あたりのマイニング量
1.4BTC ÷ 0.003513BTC = 約398日
③再投資率100%なので、再投資率50%で考える
398日 × 2 = 約797日
④投資を回収できる年数
797日 ÷ 365日 = 約2.18年
以上非常にザックリですが、現状では【1.4BTC】を投資した場合には、約2年と2~3ヶ月で投資額を回収できる結果となりました。なので儲けとして考えられるのは、少なくとも2年先ということになります。(あ~先が長い・・・)
もちろん子機増設による複利効果・ビットコインの価格増減による変動要因はいろいろありますが、考えるときりがありません。
結局のところ、「マイニング投資が儲かるかどうか」については、やっぱり2~3年経過しないと(私は)判断できない!という結果になってしまいました。
2年後に同じようにマイニングを行っていたら、もう少し胸を張ってご報告できると思います。
先は長いですが、コツコツとやっていきたいと思います。
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