日本国憲法の第27条に勤労の義務とあります。
私たち日本国民は、勤労の義務があります。勤労して、納税して、住みやすい国をみんなで創る。
仕事って、楽しいこともありますが、得てして辛いことの方が多いです。と言いますか、辛いことばかりです。しかし働くことを拒否しようとは思いません。むしろ生きている間は、ずっと働いていたいと思う人が、たくさんいらっしゃると思います。ですが、だんだん体は衰えていきます。年をとったら、年金をいただいて、人生の余暇を楽しもうと考えてもいいと思います。
年金については、様々な情報が流れております。
基本的には、国が潰れない限り貰えます。しかし私達が一番知りたいのは、「いったい何歳から年金をいただけるのか?」ということだと思います。
数ヶ月に一度、年金のお知らせ宅急便という封書が発送されてきますが見る気になりません。おそらく今後何度も、減額または繰り下げの変更がされていくでしょう。
年金が何歳から受給できるかどうかは、いろいろな要因が絡んでいるので、誰も予測はできません。ですが、少子高齢化が進んでいる日本では、減額または繰り下げ支給が避けられないことが明白です。今後は、支給開始の年齢が徐々に繰り下げられて、おそらく70歳からの支給が現実味を帯びていくでしょう。
一体私たちは何歳まで、フルタイムで働かなくてはならないのでしょうか?
中小企業が必死の思いで利益を捻出しています。その苦しい財政状況の中で高齢者の雇用を守り、また新卒者を雇用し、育てて一人前の社会人にしていくことはとても金銭的に大変です。
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国民年金を40年払った場合のシミュレーション
一つの考え方ですが、国民年金でシミュレーションしてみました。
国民年金保険料を40年(満額)払い続けた場合は、何歳まで受給した場合に受給額が支払額を上回るのでしょうか?
① 総支払額 (月額15,000円で設定)
15,000 × 12ヶ月 × 40年 = 7,200,000
② 所得税控除後の実質負担
国民年金保険料は、全額所得控除の対象になりますので、ざっくりですが、20%を所得控除控除の対象としました。
7,200,000(国民年金保険料の総支払額)-7,200,000×20%(1,440,000)=5,760,000
従って、実質の国民年金の負担額は5,760,000円となります。
③ 支給額
国民年金保険料を満額払うと、年間の総受給額はおよそ80万円です。
④ 国民年金保険料の受給額が支払額より多くなる年数
5,760,000÷800,000=7.2 → 約7年ちょっと!
上記の計算によると、仮に70歳を年金の受給開始年齢とすると、77歳位まで受給すると、受給額が支払額を超えるようです。
日本人の男性の平均寿命は約78歳でしたっけ・・・。年齢だけで損得考えると微妙です。
ただしこのシミュレーションは、一つの考え方です。損得だけで考えたらいけませんよね!
今回は、このように年齢によって、何歳以上生存できると受給額が支払額を上回るか?という視点だけで考えてみました。ただし、国民年金に加入していないと障害年金が出ない、などの問題がありますので、その点気をつけていただきたいと思います。
互助の精神
年金の本来の目的は互助の精神ですよね!お互いに助け合う!なので、年金事務所に勤務されている方々は、私たちの年金を、大事に大事に管理・運用してくださいね!
また、私たちは自分だけのことを考えないで、互助の精神を持って、保険料納付していけたら良いと思います。
~宜しかったらこちらもどうぞ~
個人年金保険も投資の一環! ~所得税の節約と将来の年金(貯蓄)になる~ |
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