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退職金に所得税はかかる?計算方法と節税の方法を解説!

投稿日:2017年9月20日 更新日:

directory-1334441_1920 退職金に所得税はかかる?計算方法と節税の方法を解説!

突然ですが、給料が上がったら何に使いたいですか?

  • 叙々苑に行って美味しい焼肉を食べたい(実は私叙々苑に行ったことがありません)
  • 銀座で美味しいお寿司を食べたい(銀座でお寿司を食べたことがありません)
  • 晩御飯に美味しいお肉を買いたい・おさしみを買いたい
  • 子供にゲームを買ってあげたい
  • 自分にご褒美を買いたい
  • 車を買い替えたい
  • 旅行に行きたい

とてもじゃありませんが、切りがありません。

そして、いろいろ思うところがありますが、やっぱりナンバーワンは・・・

「貯金」したい!

ですよね~!!!(私もしたい。暗号通貨貯金をしたい!投資効果倍増かも!)

 

そこで、ひとつご提案なのですが、昇給があるときには、昇給の代わりに「退職金の積立の増額」をお願いしてみたらいかがでしょうか?

何故かというと、退職金には物凄い税金の優遇があるんです。これって貯蓄効果が抜群です!年率10%以上になる可能性大です!是非是非、退職金の所得税の優遇を受けて将来に備えましょう!

会社よって、いろいろな規則や規定があると思いますが、従業員の福利厚生については積極的な会社もあるはずです。退職金も会社の福利厚生の一環です。機会があったら会社の総務にご相談されてみたらいかがでしょうか?

もちろん退職金にも所得税はかかります。

では、「どうして貯蓄効果が高いのか?」一つずつ確認していきたいと思います。

 

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退職金の性質はどんなもの?

退職金ってこんな考え方で支給されています。

  • 長い間の勤労に報いるためのもの(長年ご苦労様でした)
  • 老後の生活に必要な財産となります。

65歳まで勤めてその後は収入がなくなるのに、退職金に多額の税金がかかってしまったら・・、たまったものではありません。もう働くの嫌になってしまいます。夢も希望もありません!

働いている間は、家族の為に働いて、税金は払いたくないけれど、結果として自動的に会社から所得税を天引きされて、国の為に奉仕していることになっています。(納税は国民の義務ですが)

でも、せめて退職金ぐらい満額そのままで貰いたいものです!!!

 

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退職金にかかる税金は?(こちらの記事はご興味のある方はどうぞ)

【分離課税】

まず、退職金は「退職所得」であり、他の所得と分離して所得税を計算します。つまり普段もらっている給料とは別に(有利な条件で別途)税金の計算をするということです。

 

【退職金の税額の計算方法】

退職金を貰った額に対して、いくら税金がかかるのか計算してみます。

(下の計算式は興味がある人だけご覧になってくださいね!)

① 退職所得控除額の計算式

退職所得控除額の計算式(退職金の収入額から控除する経費のようなものです)

勤続年数 退職所得控除額
20年以下の勤務 40万円×勤続年数(最低80万円・・・80万円に満たない場合は80万円ってことです)
20年を超えて勤務 70万円×(勤続年数-20年)+800万円

② 退職所得金額の計算

退職所得金額=(退職金の収入金額-退職所得控除額)×1/2

③ 上記②の計算結果に所得税の税率を乗じると退職金の税額が算出できます。

 

具体的な数字のシミュレーション

実際に具体的に退職金を貰った場合にいくら所得税がかかるかシミュレーションしてみましょう!

【具体例1】

会社に30年勤務して、めでたく1,500万円退職金をもらいました。お疲れ様でした。

(そんなに貰える人は極わずかだと思いますが・・)

 

① 退職所得控除額を計算します。

右の計算式の赤の部分ですね!(退職所得金額=(退職金の収入金額-退職所得控除額*)×1/2)

70万×(勤続年数30年ー20年)+800万円 = 1,500万円

 

② 退職所得を計算します。

退職金の収入金額1,500万円ー1,500万円(上記①の金額)= 

 

なんと驚愕の計算結果が・・・、30年間勤めると1500万円までは所得税はかかりません。

全額「懐へGO!」です。

素晴らしい税制上の優遇ですね!とにかく、給料でもらうよりも退職金でもらうほうが税金がほとんどかからないので断然オトクです!!!

退職金制度がある会社にお勤めの方は、なるべく長く勤めた方がいいってことです。退職金をガッポリ貰って楽しく豊かな老後を送りましょう。

 

☆何故昇給より退職金で貰ったほうがトクなのか?もう少し詳しく!

もう既にお分かりになったかもしれません。

例えば給料が「月3万円」上がったとしたらどうでしょうか?

 

所得税の税率が・・・

・10%の人は毎月3,000円税金が増えます。(昇給3万×税率10%)

 → この場合、退職金で将来支給されたら、投資効果は実質年率10%ってことです!!!

・20%の人は毎月6,000円税金が増えます。(3万×税率20%)

 → この場合、退職金で将来支給されたら、投資効果は実質年率20%ってことです!!!

 

他にも住民税が上がりますし、社会保険料も上がることを考えたら、その「投資効果」は絶大です。

今どき年率10%以上リターンがある投資ってありますか?

 

以上のことから、どうせ昇給分を全て貯蓄にまわそうとお考えの方は、昇給の代わりに退職金の積立の増額をお願いされたらいかがでしょうか?

こんなお願いを会社にすること自体難しいかもしれませんが、やってくださる会社があるといいですね!

 

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